人事労務の「作法」

企業の人事労務課題を使用者側の立場で解決します

014.社会保険労務士試験の思い出

今年度の社会保険労務士試験まで1ヶ月余りとなりました。

毎年この時期になると、筆者が受験した30年ほど前のことが思い出されます。当時は今ほど受験者が多くなく、試験の難易度もそれほどではなかった気がします。解答方式もマークシートではなく、記述式でした。論文試験もありました。

今でも時々夢の中で社会保険労務士試験を受けていて、何度受けても合格できずに落ち込んでいるところで目が覚めます。

当時、どのような受験勉強をしたかはほとんど覚えていません。暗記試験と割り切っていたからかもしれません。

ところが、合格後に実務で経験したことは年数がたっても意外と覚えているものです。

よく言われるように、試験合格はゴールではなくあくまでもスタート地点であり、スタート後に何を為すかが重要です。筆者は幸いにして一貫して人事畑を歩んできましたが、一方で最近の法改正情報がインプットできていないため、時々最新の受験テキストを読み返しています。

これから受験される方においては、合格を信じて、更にその先に合格後の姿を思い描きながら勉強されることをお勧めします。暑い日が続きますが、受験される方のご健闘をお祈りしています。